小学6年生算数 時間と分数 速さの換算【四街道の学習塾】
2024/07/05
こんにちは。四街道市の栗山にある学習塾、秀英ゼミナールです。
小学生、中学生、高校生対象の一斉指導・個別指導を行っています。
中学生は当塾近隣の四街道北中、千代田中のほか、旭中、四街道西中、四街道中の生徒さんが、小学生は近隣の中央小、栗山小のほか、大日小、旭小、みそら小の生徒さんが多くいます。近隣の学校以外は送迎バスを利用される生徒さんも多いです。
在籍生は四街道市が中心ですが、千葉市稲毛区、佐倉市の染井野から通塾する生徒さんもいます。
前回、時間と分数を、速さの問題に応用して解くことができました。
実は同じ問題を、速さを変えることで解くこともできます。
今回は、分速←→時速など、速さの変換もできるようになりましょう。
速さの変え方
まず前提条件として、
秒速は1秒間に進む道のり
分速は1分間に進む道のり
時速は1時間に進む道のり
を頭に入れておきましょう。
その上で、例題です。
例 ある電車は、12kmを8分で進みます。
(1) 分速何kmですか。
速さ=道のり÷時間 なので、
12÷8=1.5
答え.分速1.5km
(2) 時速何kmですか。
分速を時速に直します。1時間=60分なので、60分間に進む道のりを考えます。
1.5×60=90
答え.時速90km
(3) 秒速何mですか。
分速を秒速に直します。
1分=60秒なので、分速1.5kmは60秒で1.5km進むということです。分速÷60をすれば良いですね。
1.5km=1500m
1500÷60=25
答え.秒速25m
速さの変え方 まとめ
秒速を分速に直す、分速を時速に直すときは、×60をする
時速を分速に直す、分速を秒速に直すときは、÷60をする
このやり方で、前回の3問を解いてみましょう。 前回の記事はこちら
(1) 分速90mで歩く人は、36秒では何m進みますか。
時間の単位が「秒」なので、分速を秒速に直します。
分速を秒速に直すときは、÷60をします。
90÷60=1.5 より、秒速1.5mであることがわかりました
道のり=速さ×時間 なので、1.5×36=54
答え.54m
(2) 600mを8分で歩く人は、時速何mですか。
時間の単位が「分」なので、分速を求めてから時速に直します。
速さ=道のり÷時間 より、600÷8=75
分速75mであることがわかりました。
分速を時速に直すときは、×60をします。
75×60=4500
答え.時速4500m
(3) 40kmの道のりを時速15kmで進むと何時間何分かかりますか。
何「分」かを求めるので、時速を分速に直します。
時速を分速に直すときは、÷60をします。
15÷60=0.25 より、分速0.25kmであることがわかりました。
時間=道のり÷速さ なので、40÷0.25=160
160分=2時間40分
答え.2時間40分
練習問題に挑戦してみましょう
(1) Aさんは、75mを12秒で走りました。分速何mですか。
(2) 時速36kmの自動車が、15分に進む道のりは何kmですか。
(3) 時速30kmの自動車が、100km進むのにかかる時間は何時間何分ですか。
道のり=速さ×時間
速さ=道のり÷時間
時間=道のり÷速さ
速さの基本公式を思い出して解いてみてください。
下に進むと解説と解答があります。
解けましたか?
それでは、解答と解説です。
それぞれ2通りの考え方で解説をします。
解答と解説
(1) Aさんは、75mを12秒で走りました。分速何mですか。
速さ=道のり÷時間 の公式を使います。
考え方① 12秒を分に直して分速を求める
12秒= 12 60 分= 1 5 分
75÷ 1 5
=75× 5 1
=375
答え.分速375m
考え方② 秒速を求めてから分速に直す
75÷12=6.25
秒速6.25mを分速に直すときは、×60をする
6.25×60=375
答え.分速375m
(2) 時速36kmの自動車が、15分に進む道のりは何kmですか。
道のり=速さ×時間 の公式を使います。
考え方① 15分を時間に直して道のりを求める
15分= 15 60 時間= 1 4 時間
36× 1 4 =9
答え.9km
考え方② 時速を分速に直してから道のりを求める
時速を分速に直すときは、÷60をする
36÷60=0.6 分速0.6km
0.6×15=9
答え.9km
(3) 時速30kmの自動車が、100km進むのにかかる時間は何時間何分ですか。
時間=道のり÷速さ の公式を使います。
考え方① 時間を求めてから、何時間何分に直す
100÷30=0.333・・・ わり切れないので分数で考えます。
100÷30
= 100 1 ÷ 30 1
= 100 1 × 1 30
= 10 3
=3 1 3
1 3 時間を分に直すと
1 3 ×60=20 20分
整数部分の3時間と合わせて
答え.3時間20分
考え方② 時速を分速に直してから時間を求める
時速を分速に直すときは、÷60をする
30÷60=0.5 分速0.5km
100÷0.5=200
200分=3時間20分
答え.3時間20分
いかがでしたか。すべて解くことができましたか。
すべて2パターンの解説をしましたが「どちらが簡単か」というのは問題にもよりますし、人にもよると思います。
色々な問題・解き方に慣れておくと良いですね。
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